結婚を機に多摩地区に移住して1年が経ちました。
これから多摩地区に移住したい人向けに、実際に住んでみた感想や、他に住んだ地域との違いを語ってみます。

結論、今までで一番お気に入りの地域!
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多摩地区に移住したきっかけ

茨城出身だった私は、「都会感」が感じられるスカイツリーの見える23区のマンションに住んでいました。
そんな私が、「都会感」の半減する(!?)多摩地区に移住したきっかけは、結婚。
夫の住んでいる家に引っ越したので、多摩地区に住むことは私の意思ではなかったのです。
ただ、将来子どもを持つことを考えると、私は23区を離れたいと考えていました。
23区は土地もマンションも高いし、人が多すぎるからです。
子どもが集まる公園や空き地も少なく、「緑」はあっても自然のままの自然に触れ合う機会が少ない。
田んぼ・畑・川に囲まれて育った私なりに、千葉でも埼玉でも神奈川でもいいから郊外に住みたいなと考えていました。

なので、多摩地区にある夫の家に住むことを提案されたときはめっちゃラッキー!と思いました笑
ちなみに仕事は在宅ワークなので、どこでも働けます。
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多摩地区に住んで良かったこと
ここからは、多摩地区に住んで良かったことを紹介していきます。
こんなんいくらでも書けますからね。
家賃が23区より安い

毎月一番大きな出費となる家賃は、ぜったい安い方がいいですよね。
ワンルームの家賃平均で比較すると、23区は安くても6.0万円(葛飾区や江戸川区)です。港区や千代田区は10万円を超えます(!)。
しかし、多摩地区は一番高くて6.6万円(武蔵野市)。住みたい街ランキング上位の吉祥寺がある市ですら6万円代です。
とはいえ武蔵野市は突出して高く、人気エリアでも町田市は4.8万円、立川市は5.0万円、小平市は4.5万円と、ほとんどの地域が23区未満で部屋を借りることができます。
そしてSUUMOのデータで一番安い地域は青梅市で3.3万円!!私の地元茨城よりも安く借りれるんです。

都民の恩恵を受けながら安く住めるの、サイコー!
(参考:SUUMO | 東京の家賃相場情報)
意外と自然が豊か

茨城に住んでいたころ、町田市に住む友人から「東京って言っても西の方はほんと田舎だよ笑」と言われ、ご謙遜を…と思っていました。
が、住んでみるとめっちゃ自然…!
奥多摩エリアや秋川渓谷エリアは特に、「川!山!」って感じで茨城に住んでいてもなかなか味わえない自然に囲まれています。
住宅街にも果樹園や畑が多く、地方ほどではないにしろある程度の広さがあります。
23区に住んでいた時も隅田川や神田川はありましたが、川沿いはめちゃくちゃ都会感ありますよね(それが好きでもあるのですが)。
多摩地区の川沿いは本当にTHE・自然。

ちなみに東京都はブルーベリーの栽培量日本一!
しかも小平がブルーベリー栽培の発祥だとか。
首都の恩恵を受けられる

豊かな自然があろうがブルーベリー栽培が盛んだろうが、多摩地区も日本の首都「東京」です。
つまり、人が集まり企業が集まり、潤沢な税収があります。
特に子育て支援は全国トップレベルとも言われており、保育の無償化や出産時の給付金など、スピード感のある改正も魅力です。
23区外といえど、他県の”郊外”よりは人口も多いため、有名チェーン店が出店しやすく、一方で昔ながらの個人店・専門店・商店街が生き残りやすいという側面もあります。
利便性を担保しつつ、「自然」「商店」など昔ながらの日本の姿が残せるのも、首都だからこその恩恵です。

初めて夫の家に来た時も、昔ながらのタバコ屋や理髪店に感動しました!
災害に強い

多摩地区は23区や関東の他の地域に比べても、比較的災害に強いエリアとも言えます。
特に地盤が強固な「武蔵野台地」に位置するエリアが多くを占めるため、地震に強く、津波や水害の危険性もあまり高くありません。
東京都が公表している「地震に関する地域危険度測定調査」では、23区東部の密集地が「危険度ランク5」に集中する一方、多摩地区の大部分は最も安全な「ランク1」または「ランク2」に分類されています。
これは23区に多い「木造住宅密集地域」が少ないため、大地震時の同時多発火災や延焼のリスクが相対的に低く抑えられることも関係しているでしょう。
また、水害についても荒川や江戸川の氾濫が懸念される23区東部(江東5区など)は広範囲で大規模な浸水が想定されていますが、多摩地区は標高が高いため、大規模な洪水や高潮の被害を受けにくい構造です。
ただし多摩地区はどこも安全!というわけでもなく、西多摩(八王子市や青梅市など)の山沿いでは、大雨時の土砂災害リスクに注意が必要だと言われています。

今まで何度引っ越してもデカい川の近くに住んでたから、水害に怯えなくていいのは初めてです。
大きなショッピング施設がたくさんある

私が茨城に住んでいたとき、イオンのような大きなショッピングモールはほぼありませんでした。
かといって、23区も意外と一日過ごせるモールは少ないし、あっても人が多い…!
多摩地区はイオンやららぽーとを始め、コストコやアウトレットなど、広々としたショッピング施設がたくさんあります。
1つの施設で雨に濡れずに、生活必需品、アパレル、家具、家電、生鮮食品などが揃う施設って本当に便利ですよね。ここに行けば揃う!という安心感…!
さらに子どもができたときのことを考えても、家族連れを想定した大規模な施設があるというのは安心材料になりそうです。
個人的にはららぽーと富士見が大好き。GU・ユニクロ・ザラ・無印・ダイソー・サンキューマート・スリコが揃い、夫婦そろって好きなセカスト・ニコアンド・チャイハネが揃っています。さらにZOZOTOWNで人気の「クラシカルエルフ」唯一の実店舗も!
GUや服のタカハシ、アベイルやセカンドストリートなど、格安で服が買える店舗が充実しているのも嬉しいですよね。

イオン大好き!(30代女性)
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広めの飲食チェーンがたくさんある

先ほども言及したように、23区ほど土地がカツカツではない上に人口も多いため、ファミレスを始めとした飲食チェーンが進出しやすいのも嬉しいです。
しかも23区の窮屈スタイルではなく、広々と家族連れ前提スタイル。
時間制限がない店舗が多いため、ゆっくりくつろげるのも嬉しいですよね。

ファミレスも大好き!(30代女性)
コンテンツ系の話題が多い

多摩地区は、都心部に負けないほど多くの著名人の出身地です。
日野市にある多摩トキワソウ団地は日本最大級の漫画家支援シェアハウスで、若手クリエイターがこの地からプロデビューを目指していることでも有名ですよね。
多摩地区は特にアニメの聖地として選ばれやすく、多摩地区は、その豊かな自然と計画的な都市景観から、名作の舞台に選ばれ続けています。
- 聖蹟桜ヶ丘(多摩市): スタジオジブリ映画『耳をすませば』の舞台として世界的に有名です。また『まちカドまぞく』の舞台でもあります。
- 多摩ニュータウン: 『平成狸合戦ぽんぽこ』の舞台であり、現在も当時の面影を残す公園や団地がファンに親しまれています。
- 立川市: 『とある科学の超電磁砲』や『聖☆おにいさん』など、多くの作品で街並みが忠実に再現されています。
- 東村山市:スタジオジブリ映画『となりのトトロ』や人気漫画『女子高生の無駄づかい』などの舞台になっています。また志村けんの出身地としても有名です。
- 武蔵野市・三鷹市: 三鷹の森ジブリ美術館があるほか、多くのアニメ制作スタジオが集まる「アニメの街」です。

挙げればキリがないほど著名人を輩出して聖地も増え続けてる!
地域のイベントや祭りが多い

多摩地区は「伝統的な祭礼」と「広大な空間を活かした大規模イベント」の両方が非常に多い地域です。
大國魂神社のような広い境内の神社や、昭和記念公園を筆頭に広い公園もあるため、イベントが行われやすいのだそう。
さらにこの点も、人口が多いからこそ伝統が残りやすいとも言えそうです。
地域ごとに小規模な神社仏閣もあり、それぞれがお盆や年末年始にイベントを催しているため、祭りが多く感じるのもありそうです。
さらに江戸東京たてもの園や小平ふるさと村に行くと分かるのですが、多摩地区は江戸時代に新田開拓が活発な地域でした。新しい集落ができるたびに、五穀豊穣を願って集落ごとに神社(お宮さん)が祀られたため、現在も各町会単位で小規模な夏祭りや秋祭りが維持されているとも考えられています。

「自然や伝統を残しやすい」「人が離れない」…これっていろんな地域のモデルケースになるのでは!?
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多摩地区のここがビミョー
正直いままで住んだ中でもかなり気に入っている「多摩地区」ですが、ここは敢えてビミョーな点を挙げてみようと思います。
かなり地域差のある話ですが、「こういう地域もある」という点は知っておいても良いかもしれません。
23区が意外と遠い

実は茨城から東京へも、県南の常磐線やつくばエクスプレス沿いに住んでいれば山手線圏内に1時間以内で到着できます。
一方で多摩地区は同じ東京都でも、山手線圏内に着くまでに1時間以上かかるエリアもあるんです。
都心勤務の方で、これから家を建てる方は、「ゆーて都内だから」と安易に多摩地区を選ぶと期待外れな面もあるかもしれません…。

「急行が止まらない」「ローカル線しかない」などなど、地域によっては意外と不便な面はあるかも。
意外と車社会

1つの市町村に駅が1つあるかないかな茨城に比べたら、多摩地区はかなり公共交通機関が発達しています。
ただ、よく言われるのが「横移動しかできない」ということ。
結局車を所有した方が便利で、子育て家庭を中心に車社会であると言えます。
とはいえ車を持たずに多摩地区に住む友人も多いですし、そもそも23区みたいな高額な駐車場も少ないからこそ持ちやすいとも言えるでしょう。
そして車社会だからこそ大通りに広々とした路面店ができやすく、車が運転できなくとも、自転車ユーザーにとっても便利です。実際、サイクリング文化が発達しており、自転車用の通路もたくさんみられます。
また、「縦移動」についても、多摩モノレールの延伸が決定したりバスが運行していたりと、さらに便利になっていくみたいですよ!

「横移動しかできない」は埼玉でも言われてるし、茨城なんか今まで常磐線でしか東京出られなかったし…
西多摩は坂が多い

西多摩(青梅市、福生市、あきる野市、羽村市、日の出町、檜原村、奥多摩町、瑞穂町)は、関東山地の入り口にあたり、かなり起伏が激しい地域です。
行政資料でも「土砂災害危険箇所(急傾斜地崩壊など)」が多く指定されていることが課題として挙げられるほど。
多摩地区の中でも西の方は家賃が低い傾向にありますが、電動アシスト自転車や自動車が必要になる分、生活費がかさみます。
サイクリストやドライブ愛好家の間では、その険しさが逆に魅力となっているらしいですが…。

良い運動になりそうですが、「腰が弱い」「転びやすい」という人は西多摩を避けた方がいいかも。
多摩地区で住むならどこがおすすめ?選び方は?
ズバリ〇〇市がおすすめ!…と決めるにはあまりにも「人による」ので、タイプ別に選び方を考えてみました。
通勤経路で選ぶ
多摩地区は主に「新宿に行く線(中央線・京王線・西武新宿線・小田急線など)」と「池袋に行く線(西武池袋線・武蔵野線)」があります。
ストレスの少なさを求めるなら、新宿まで特急で約30〜35分の京王多摩センター駅や南大沢駅がおすすめ。始発に近いこともあり、「座れる可能性」も高く、通勤時間も減らせます。
また、人気エリアのため家賃も高めですが、立川駅や国分寺駅もおすすめ。新宿まで特急・中央特快で約25〜30分、東京まで約40〜50分程度です。2025年より本格導入された「中央線グリーン車(2階建て)」により、中央線特有の大混雑を避けることもできます。
西武新宿線ユーザーなら、西武新宿まで急行で約25〜35分の田無駅、東村山駅もおすすめ。座席指定列車「拝島ライナー」が利用でき、帰宅時は特に快適です。
家賃の安さ+利便性で選ぶ

東村山市は利便性と家賃の安さのバランスが揃ったコスパの良い地域です。
特に西武新宿線の久米川駅周辺は「多摩の台所」とも呼ばれるほど商店街やスーパー(西友、いなげや等)が密集しており、日常の買い物に困りません。
単身向けなら5〜6万円台、ファミリー向けでも10万円前後で質の高い物件が見つかります。
また八王子市もおすすめ。多摩地区最大の都市であり、駅前の充実度は都心並みです。
八王子駅周辺には、セレオ八王子、京王八王子ショッピングセンターのほか、ドン・キホーテや巨大な商店街があり、何でも揃います。
大学が多いため学生向け物件が豊富で、単身者向けの家賃相場が非常に安いです(4〜5万円台も豊富)。
駅から少し離れれば、広めのファミリー物件も他市より安価に見つかります。
多摩センター駅周辺は、ココリア多摩センターやイトーヨーカドーなどの大型店が立ち並び、車がなくても買い物が完結します。
築年数の経過した「リノベーション団地」が豊富で、UR賃貸住宅なども多く、礼金・仲介手数料を抑えつつ広い部屋に安く住める選択肢が多いのが特徴です。
京王・小田急・モノレールの3線利用が可能で、「始発駅」に近いメリットは大きいです。
子育てしやすさで選ぶ

府中市は、多摩地区の中でも「財政の豊かさを市民に還元する姿勢」が非常に強く、子育て世代への投資を惜しまない自治体として知られています。
府中市は2021年に待機児童数0人を達成して以来、2026年現在も待機児童ゼロを維持。保育所の新設だけでなく、送迎保育ステーションの活用や、保育士の処遇改善を独自予算で実施しており、「入りやすさ」と「質の高さ」の両立を図っています。
さらに第3子以降の出産祝金という独自制度や、子ども家庭支援センター「たっち」など、子育て世代を支援する制度や施設が多くあります。
武蔵野市は質の高い子育てに力を入れている地域です。財政力指数が極めて高く、独自の学習支援や、放課後の子供の居場所作り「テンミリオンハウス」などが充実しています。
さらに公立学校の設備が新しく、ICT教育への投資も早いため、教育意識の高い家庭に選ばれています。
調布市は、「調布市子ども・家庭支援センター すこやか」を中心に、病児保育や一時預かりの枠が他市より多い傾向にあります。駅周辺の再開発により、ベビーカーでの移動が非常にスムーズな街づくりが進んでいます。
稲城市は「自然の中での子育て」に力を入れている地域です。多摩ニュータウンの再開発エリア「南山東部」などで、子育て世帯向けの新しい街づくりが進んでいます。待機児童ゼロはもちろん、公園の面積が人口比で非常に広く、iプラザなどの交流施設も新しいため、若いパパ・ママ友を作りやすい環境です。
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自然の多さで選ぶ

圧倒的な自然の豊かさを誇るのは、奥多摩町・日の出町。都内とは思えない圧倒的な森林と渓谷に囲まれたエリアです。玄関を開ければすぐ登山道や清流がある生活。空き家を活用したリノベーション物件や、テレワーク移住者への支援金も充実しており、キャンプやサウナを趣味にする人に最適です。
あきる野市・青梅市は、「山」と「街」の境界線に位置する、非常にバランスの良い地域です。
秋川渓谷(あきる野市)や御岳山(青梅市)といった一級の自然スポットを庭のように使いつつ、駅周辺にはカインズなどの大型商業施設があり、日常の買い物に困りません。JR五日市線や青梅線が通っており、中央線直通電車を使えば新宿まで座って1時間程度でアクセスできるため、週数回の出勤がある人にも選ばれています。
立川市は利便性も享受しつつ、計画的に整備された「都市の緑」を享受できるエリアです。
広大な国営昭和記念公園が生活圏内にあり、四季折々の花々や広大な芝生を日常の散歩コースにできます。
「立川に住めば新宿に行く必要がない」と言われるほどの利便性を誇り、駅周辺だけでもルミネ立川、伊勢丹立川店、グランデュオ立川などの百貨店・駅ビルが充実しています。
結論:住んで良かった多摩地区!
まだ住み始めて1年ですが、多摩地区に住んで良かったと感じています。
ほとんどの駅前には食品や生活雑貨が買えるお店があり、ちょっとしたファストフード店やファミレスもあります。
また、大きなショッピングモールから小さな個人店・商店街、動物園やテーマパークまで、さまざまな楽しみ方があるのも魅力の一つです。
そしてなにより、そんな利便性を享受しながらも、豊かな自然も身近に感じられるという点も嬉しい。
しかも、自然の驚異である災害リスクはかなり限定的。
「住みやすさ」をギュッと詰め込んだ魅力が、多摩地区にはあると思います!

とてもおすすめです!!











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