多摩地区が発祥の飲食チェーン9選!有名なあのお店も?

飲食店

多摩地区は土地が多いうえに人口が多く、有名店の発祥となりやすい地域!

国道16号や新青梅街道、甲州街道といった主要幹線道路が走る多摩地区は、大規模店舗(ロードサイド型)のテストマーケティングがしやすいのだそうです。

また、団地開発(ひばりが丘団地や多摩ニュータウンなど)により、新しいライフスタイルを受け入れる現役世代や学生が多く移り住み、ファミリーレストランやスタミナ系フードの需要が高まりました。 

今回は有名なものから意外なものまで、多摩地区発祥の飲食チェーンを紹介していきます!

多摩地区の誇り!

すかいらーく – 府中市・西東京市

すかいらーくホールディングスは、日本におけるファミリーレストランのパイオニアであり、現在は「ガスト」「バーミヤン」「しゃぶ葉」など約3,000店舗を展開する世界最大級のレストランチェーンです。

1962年、東京都保谷市(現・西東京市)のひばりが丘団地で、横川四兄弟が「ことぶき食品」という小さな食料品店を開いたのが始まりです。

その後、東京都府中市にファミリーレストランすかいらーく1号店(国立店)を出店しました。

創業の地「ひばりが丘」にちなみ、ヒバリ(英語でSkylark)から名付けられています。

1992年に低価格路線の「ガスト」を開始するなど、時代に合わせて多ブランド化を推進。

2009年には創業以来のブランド「すかいらーく」全店を閉店・転換し、ブランド構成を再編しました。

ファミレスの代表格とも言える企業。今ではいろんな業態が全国にあってすごいですよね!

バーミヤン – 町田市

1986年4月、東京都町田市に「バーミヤン 鶴川店」がオープンしました。

当時、高価だった中華料理をファミレス形式で安く提供するスタイルは大きな反響を呼びました。

店名はアフガニスタンの古都「バーミヤン」にちなんでいます。

シルクロードの中継地として東西文化が交流したこの地のように、「東洋と西洋の文化を融合させた新しい中華料理を届けたい」という願いが込められているそうです。

さらにロゴマークの「桃」は、中国で古くから不老長寿の象徴とされ、縁起が良いことから採用されました。

長年親しまれた1号店の鶴川店は、2022年11月に36年の歴史に幕を閉じ、現在は新業態の店舗へと転換されています。

ランチにもおやつにもディナーにも重宝する、コスパのいい飲食店!

伝説のすた丼屋 – 国立市

伝説のすた丼屋は、東京都国立市で生まれたスタミナ丼の専門店で、現在は株式会社アントワークスが国内外に約200店舗を展開しています。

1971年、元ボクサーの橋本省三氏が東京都国立市に「サッポロラーメン 国立店」を創業。

そこで「若いやつらに安くて旨いものを腹いっぱい食べさせてやりたい」という想いから、従業員向けのまかない飯として考案されたのが「すた丼」のルーツです。

そのボリュームと中毒性のある味が常連客の間で話題となり、いつしかメインメニューを凌ぐ人気商品となりました。

2004年に「伝説のすた丼屋」として早稲田に多店舗展開の1号店をオープンし、全国へと広がります。

並盛でもご飯茶碗約3杯分というボリュームが標準で、学生やガッツリ食べたい層から絶大な支持を得ています。

うちの夫もよく食べています。男の味方!

ドムドムバーガー – 町田市

ドムドムハンバーガーは、マクドナルド(日本1号店1971年)よりも早い1970年に誕生した、日本最古のハンバーガーチェーンです。

1970年2月、ダイエーの創業者・中内功氏によって設立。 同年、東京都町田市に1号店をオープンしました。

親会社ダイエーの理念「良い品をどんどん安く」から…なのですが、「DONDON」が既に商標登録されていたため「DOMDOM(ドムドム)」となったそうです。

1990年代には全国約400店舗を展開しましたが、ダイエーの経営悪化と共に店舗が激減。

一時は「絶滅危惧種」と呼ばれるほど低迷しましたが、2017年の経営譲渡と藤﨑忍社長(元専業主婦!)の就任以降、独自の戦略でV字回復を遂げました。2025年には台湾に海外1号店を出店するまでに至っています。

多摩地区の店舗は減少してしまいましたが、現在も「イオンフードスタイル小平店」のフードコートで営業しています。

「丸ごと!! カニバーガー」や「今夜は まいたけバーガー(まいたけ200g使用)」など、大手チェーンが二の足を踏むような、インパクト重視の期間限定メニューが特徴です。

ツイッター(現X)で話題になりそうな絶妙なメニューが、現代の情報社会で成功を収めています。

インスタ映えじゃない、ツイッター映えなんだ(ここ重要)

町田商店 – 町田市

町田商店はその名の通り、2008年に東京都町田市で誕生した、現在の横浜家系ラーメンブームを牽引する代表的なチェーン店です。

運営会社である株式会社ギフトホールディングスは、2026年現在、国内外に合計800店舗以上(直営店およびプロデュース店を含む)を展開するまでに急成長を遂げています。

2018年には東証マザーズに上場。2025年にはスイス・チューリッヒにヨーロッパ1号店を出店するなど、グローバル展開を加速させています。

二郎インスパイア系の「豚山」や九州の「資さんうどん」なども傘下に収める、巨大外食企業へと発展。

濃厚な豚骨醤油スープが特徴で、ポタージュのようなクリーミーさと深いコクが持ち味です。麺はスープに絡むモチモチとした食感の中太ストレート麺を使用しています。

さらに「うるさいほどに元気」と評されることもある、スタッフの威勢の良い掛け声と明るい接客が、店舗の代名詞です。

短期間でこんな巨大に成長するなんて…

シャノアール – 福生市

「コーヒーハウス・シャノアール」は、1965年に東京都福生市で1号店「珈琲館シャノアール」として誕生し、フランス・パリの文化発祥の地「シャノアール(黒猫)」にちなんで名付けられました。

日本でコーヒー文化を広めたいという想いが込められており、後に「カフェ・ベローチェ」などのブランドに発展しましたが、2023年に「コーヒーハウス・シャノアール」ブランドは終了しています。

一部の店舗は「珈琲館」など他のブランドとして運営を続けており、黒猫のシンボルマークやコーヒー文化の精神は、グループブランドの「カフェ・ベローチェ」に引き継がれています。

今では作業系カフェとしてビジネスマンやフリーランサーに重宝されてますね!

磯丸水産 – 武蔵野市

2009年、東京都武蔵野市の吉祥寺に1号店をオープンしました。

運営会社のSFPホールディングスは、もともと居酒屋などを手掛けていましたが、2000年代後半の居酒屋不況の中で「24時間営業」「新鮮な魚介」「圧倒的な開放感」を武器にした磯丸水産が大ヒットし、わずか数年で全国区のチェーンへと成長しました。

2026年現在、首都圏を中心に全国で100店舗以上を展開しており、2024年以降は「磯丸水産食堂」としてショッピングセンター内のフードコートへの出店も強化しています。

「海の家」をイメージした店内で、各テーブルに設置されたガスコンロで客自身がサザエやホタテ、蟹味噌の甲羅焼きなどを焼く、セルフ調理スタイルが最大の特徴です。

多くの店舗が24時間営業(※一部店舗を除く)を行っており、深夜の飲み会だけでなく、朝食やランチ、昼飲み需要にも対応しています。

今でも24時間営業している居酒屋ってレアですよね!

南京亭 – 瑞穂町

南京亭(なんきんてい)および姉妹店の東京亭(とうきょうてい)は、東京都多摩地区を中心に展開する、24時間営業と手作り調理が特徴の中華料理チェーンです。

1984年10月に新日本産業株式会社が設立され、1985年1月に東京都瑞穂町に「南京亭 瑞穂店」が開店したのが実質的なチェーン展開の始まりです。

1981年に昭島市で個人商店として「東京亭」を開店しており、現在は南京亭とほぼ同じメニュー・サービスを提供しています。

国道16号や新青梅街道といった幹線道路沿いに特化して出店しており、ドライバーや地元住民のライフラインとして機能しています。

24時間営業の「いつでも開いている安心感」が最大の武器です。夜勤明けの労働者から深夜のドライバー、家族連れまで幅広い層に支持され、NHK『ドキュメント72時間』でもその様子が取り上げられました。

チェーン店でありながら、セントラルキッチンに頼りすぎず、熟練の調理人が各店舗の厨房で中華鍋を振るい、できたての味を提供しています。

定食や麺類の種類が非常に豊富で、特に「肉と野菜の味噌炒め」や「広東麺」などが人気です。どのメニューもボリューム満点で、ガッツリ食べたい層の胃袋を掴んでいます。

定期的なリニューアルも多く、時代に合わせて進化している感がありますよね!

京王ストア – 小金井市

京王ストアは、京王電鉄グループの中核をなす流通企業であり、京王線・井の頭線沿線を中心に地域密着型のスーパーマーケットを展開しています。

1959年9月に「株式会社京王ストア」として設立され、 京王電鉄の沿線開発とともに店舗網を拡大。1963年に東京都小金井市にスーパーマーケットの1号店を出店しました。

1982年には、小田急商事や東急ストアなど私鉄系スーパー8社で、共同仕入れを行う「株式会社八社会」を設立し、プライベートブランド「Vマーク」の展開を開始しました。

2000年代以降、顧客のニーズ多様化に合わせ、高級志向の「キッチンコート」や、駅ナカ特化型の「京王ストアエクスプレス」など、立地に合わせた多業態化を進めています。

イオングループとの商品調達やシステム面での連携を強化しており、2025年3月期には売上高約596億円を記録するなど、安定した経営基盤を維持しています。

これは「京王」の名を冠しているので納得

おまけ:意外にも多摩地区発祥でないもの

武蔵の名を冠することで勘違いされがちですが、「むさしの森珈琲」は神奈川県横浜市南区の六ツ川店、「武蔵國珈琲」は埼玉県所沢市が発祥です。

また、「白木屋」「笑笑」で有名なモンテローザは一時期本社が三鷹市にあったため多摩地区発祥と思われがち。しかし、個人店時代の「モンテローザ」もチェーン1号店の「白木屋」も23区に設立されています。

また、牛丼チェーンの松屋も本社が武蔵野市にあるというだけで、発祥となる1号店は練馬区です。

たまに間違えて紹介されてるけどね!笑

多摩地区発祥の飲食店を楽しもう!

多摩地区が発祥の有名飲食チェーンは、全国的に見ても非常に多いのが特徴です。

単に数が多いだけでなく、日本の「外食産業の歴史」を作った先駆的な企業が集中しています。

多摩地区発祥の飲食チェーンを楽しんでみてくださいね!

ある意味地元の味!

地方出身で結婚を機に多摩地区に住み始めた女性ライター。田舎は自然が多いが不便、都心は便利だが人口密度が高すぎる。いろんなところに住んだからこそ、多摩地区の良さを実感中。夫は多摩地区在住歴30年以上で、多摩地区の良いところをたくさん知っている。

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