「日本人らしく神社で和装婚がしたい!」
「こだわりは少ないので予算を抑えたい!」
というカップルを中心にじわじわ人気上昇中の神前式(神社で行う式)ですが、洋装のウェディングよりも情報が少なくて不安ですよね?
実際、神社は料金表を掲示していない場合が多く情報が取りづらいです。
また、ゼクシィやマイベストなどのサイトには、和装婚ができるホテルは紹介されていても神社は掲載されていなかったりします。
さらに神社のHPかと思ったらプランニング会社につながってしまい、実際より高額な料金を提示されてしまうことも…
今回は多摩地区からアクセスの良い、神前式ができる神社について調べてまとめました!

Web上にない料金なども問い合わせて記載しているので、ぜひ参考にしてみてください!
大國魂神社(府中市)

大國魂神社は武蔵国の総社として知られ、格式ある神社婚が叶う人気の神社。正月は初詣で国内外から観光客が訪れるほか、春のくらやみ祭りでも有名で、厳かな雰囲気と広々とした境内が魅力です。神前式に人気なためコミコミなプランが豊富な反面、費用が高額になる点に注意しましょう。
- 料金:挙式+フォトで670,000円(100カット撮影付)※土日祝日+11万円
- 衣装:込み
- ヘアメイク着付け:込み
- アクセス:京王線府中駅から徒歩5分
- 公式HP:https://www.ookunitamajinja.or.jp/
田無神社(西東京市)

五行思想に基づいた五龍神を祀る珍しい神社です。駅近なので真夏・真冬でも開催しやすく、落ち着いた佇まいが魅力的。七夕の季節のてるてるトンネルや花手水など、季節を感じる装飾も必見です。
- 料金:挙式初穂料15万円
- 衣装:紹介業者に依頼可能(別料金)
- ヘアメイク着付け:紹介業者に依頼可能(別料金)
- アクセス:西武新宿線田無駅から徒歩6分
- 公式HP:https://www.tanashijinja.or.jp
東伏見稲荷神社(西東京市)

京都の伏見稲荷大社の分霊を祀る関東屈指の稲荷神社です。赤い大きな鳥居と千本鳥居がフォトジェニックで、素敵な写真を残せますよ!こちらも挙式は提携先の華雅苑を挟んで行います。
- 料金:要問合せ
- 衣装:華雅苑経由
- ヘアメイク着付け:華雅苑経由
- アクセス:西武新宿線東伏見駅から徒歩7分
- 公式HP:http://www.higashifushimi-inari.jp/
布多天神社(調布市)

約1940年前に創建されたと言われる、多摩地区有数の由緒ある神社です。挙式はなんと1日1組限定で、1時間たっぷりかけてゆったり行われます。そんな由緒ある神社ですが、冷暖房設備、友人参列OK、平服OKなど、かしこまりすぎないスタイルがありがたいですね!
- 料金:全日 8万円~(別途写真、着替え室、控室使⽤料、雅楽演奏料がかかります)
- 衣装:貸出無料(ブライダルサロンHANA提携)
- ヘアメイク着付け:ブライダルサロンHANA提携
- アクセス:京王線調布駅北口より徒歩5分
- 公式HP:http://fudatenjin.or.jp/index.html
阿佐ヶ谷明神(杉並区)

伊勢神宮の御分霊を祀る由緒ある神社。自然が多く、静かな環境での挙式が可能です。挙式は提携先の華雅苑 阿佐谷店を挟んで行います。
- 料金:14万3000円(40名まで)
- 衣装:白無垢・紋付袴が無料レンタル
- ヘアメイク着付け:専用メイク室あり、料金込み
- アクセス:JR阿佐ヶ谷駅から徒歩2分
- 公式HP:https://shinmeiguu.com/
井草八幡宮(杉並区)

住宅街にありながらも自然豊かな境内。地域に愛される八幡様として親しまれています。挙式中の撮影は静止画・動画問わず禁止されている点に注意が必要です。
- 料金:要問合せ
- 衣装:外部業者利用可能
- ヘアメイク着付け:外部業者持ち込み前提
- アクセス:西武新宿線井荻駅から徒歩7分
- 公式HP:https://www.igusahachimangu.jp/
東京大神宮(千代田区)

「東京のお伊勢さま」として人気の縁結びの神社であり、1900年に大正天皇の結婚式を始めて神社で執り行った、神前式のパイオニア的存在の神社です。都心にあり、アクセスも良好なのが嬉しい。
- 料金:挙式料15万円+プラン62.4万円+プロデュース料11万円=合計約88.4万円
- 衣装:白無垢・紋付袴含む(プラン内)
- ヘアメイク着付け:込み
- アクセス:JR飯田橋駅から徒歩5分
- 公式HP:https://www.tokyodaijingu.or.jp/
川越氷川神社(川越市)

縁結びやユニークなおみくじで有名な、若者向けなフォトジェニックに力を入れている神社。小江戸・川越観光も兼ねられ、ロケーションフォトとの相性も抜群。ただし駅から遠いため、お年寄りが参列する場合や真夏・真冬の挙式の場合は、タクシーを手配するなどの配慮が必要です。
- 料金:挙式のみ約50万円〜、披露宴ありで200万円〜(人数・日程により変動)
- 衣装:タカミブライダル提携(列席者の衣装もレンタル可)
- ヘアメイク着付け:提携業者が対応、洋髪・かつらなど自由に選べる
- アクセス:JR川越駅からタクシー約10分/本川越駅からバス
- 公式HP:https://www.kawagoehikawa.jp/
神田明神/明神会館(千代田区)

江戸総鎮守として有名な神社で、国登録有形文化財の社殿での挙式が魅力です。お得なキャンペーンも実施しており、料金プランが事前に分かりやすいのがありがたい!主要駅からのアクセスも良く、遠方からの参列者がいても安心です。
- 料金:40~50万円程度(キャンペーンにより変動)
- 衣装:タカミブライダル提携
- ヘアメイク着付け:込み(集合写真付き)
- アクセス:JR御茶ノ水駅から徒歩5分
- 公式HP:https://www.kandamyoujin.or.jp/
芝大神宮(港区)

東京タワーの近くにあり、駅近なのでアクセス抜群。冷暖房完備の設備のため、季節を問わずに式を挙げられる点もありがたいですよね。ドレスサロンのクチュールナオコがトータルプランニングしてくれます。ただ、都心の小さめな神社なので、写真を撮ると周囲にビルや東京タワーが映り込んでしまいがちな点には注意が必要です。
- 料金:287,000円(土日料金、初穂料・衣装・ヘアメイク・着付け込み)
- 衣装:白無垢・紋付袴含む
- ヘアメイク着付け:介添え付き、プランに込み
- アクセス:JR浜松町駅・都営大門駅から直結
- 公式HP:https://www.shibadaijingu.jp
【知らなきゃ損!】神前式の予約前に注意すべきこと

由緒ある日本の神社でおこなう神前式は、日常生活では思いつかないような制約やマナーがあったりします。当日になって「これダメなの!?」「知らなくて損した!」とならないよう、神前式を予約する前に注意・確認しておくべきことを紹介します。
披露宴や会食の有無で費用が大きく変わる
披露宴なしの挙式のみなら、費用は50万円以内に収まることもあります。ただし披露宴や会食を加えると、演出・引き出物・料理などが加算され、200万円以上になることが多いです。
提携先の宴会場はランクが高く高額になりがちなので、予算を抑えたい場合は一般的な料亭やレストランの予約がおすすめです。
さらに、プランニング会社を挟むと披露宴必須になったり割増料金になることもあるため、「予算を抑えたい」「挙式だけで小さくやりたい」という方は、神社に直接連絡しましょう。
まず人数を決めておく
何名で挙式するかによって神社の選択肢や料金が変わる場合もあります。神社によっては友人の参列もOK/NGだったり、人数制限があることもあるため、最初に確認しておくとスムーズです。
ヘアメイクの自由度と費用

綿帽子・角隠し・かつら・日本髪・洋髪など、髪型はどの程度選べるのか確認しておきましょう。「洋髪しかできない」場合もあれば、「かつら着用必須」の場合もあります。また、髪飾りのグレードアップや持ち込みに料金がかかる場合もあります。
メイクに関しても、「自分に似合うメイクは自分が一番分かってる!」という人もいますよね。メイク道具の持ち込みが可能か、ある程度派手なメイクも可能か、確認しておきましょう。
衣装の自由度と費用

白無垢や色打掛、ウェディングドレスなど、選べる衣装の種類や追加料金の有無も要チェックです。衣装にも、持ち込み料やグレードアップ料がかかる場合があります。
お色直しを希望する場合や、自分で用意した衣装を着たい場合は、その可否も確認しましょう。
提携先の衣装屋さんが決まっている神社の場合は、その衣装屋さんのHPも確認し、自分のイメージする衣装がありそうかチェックするのをおすすめします。
時期やお日柄の自由度
人気の11月は七五三シーズンと重なるため混み合ったり、12〜1月は年末年始で予約が取れない時期があるなど、神社ならではの時期の制約があるため、確認しておきましょう。神社によっては七五三の季節はまったく予約を受け付けていない場合があります。
大安・友引のみOKなど、お日柄に制限があるかどうかも神社によって違うため要確認です。
参列者への配慮
参列者用控室の有無、冷暖房の完備、バリアフリー対応かどうか、参列者の着付けやヘアメイクも対応してもらえるか、なども大切なチェックポイント。親族が多い場合や高齢者・小さなお子様が参列する場合は、特に配慮が必要です。
また、控室がある場合は別料金かどうか、何時間前から利用可能かなども確認しておくと良いでしょう。
撮影可否
神社によっては挙式中の撮影が禁止されていることもあります。カメラマン持ち込み可否や、スマホで撮っていい範囲、提携業者の指定など、撮影ルールは事前に確認しましょう。
アクセス
駅からの距離や駐車場の有無、雨天時の動線、真夏や真冬の暑さ・寒さ対策など、移動のしやすさも重要。特に高齢の親族がいる場合は、会場までの負担を減らせる場所を選ぶのがおすすめです。
雨天時の対応
万が一雨が降ってしまった場合の対応についても、確認しておくと後悔が少なく済むでしょう。例えば傘の用意はあるか、雨天時の参進の有無、料金割引や振替日の対応など、事前に分かっていると当日慌てずに済みます。
神前式は情報戦!後悔のない準備を

洋装ウェディングに比べて、情報も比較検討も少ない神前式。
でも実際には、費用を抑えつつも厳かで日本らしい式が挙げられる“穴場の選択肢”でもあります。
多摩地区周辺には、アクセスがよく、落ち着いた雰囲気の穴場神社が多数あります。
この記事では、公式サイトだけでは分かりづらい料金・衣装・持ち込み可否・参列者対応などの情報もできる限り集めてご紹介しました。
しかし、やはり神社によって細かく条件が異なるため、今回ご紹介した情報を参考に神社に問い合わせる必要は出てきます。
「白無垢に憧れるけど、何から決めたらいいか分からない…」
「予算を抑えつつ、荘厳な雰囲気で思い出に残る式をしたい」
そんな方こそ、ぜひ神社に問い合わせてみてください。
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