近年はSNSでペットショップビジネスの闇を知る機会も増え、「ワンちゃん大好きだけどペットショップにはお金を落としたくない!」という愛犬家も増えましたよね。
さらに殺処分の悲惨な現状もたびたび話題に挙がり、「うちでは飼えないけど何かしてあげたい」と思う方も多いのではないでしょうか。
そんな方々にじわじわ人気なのが、保護犬カフェ。
保護されたワンちゃんと直接かかわった上で飼うことができるほか、遊びに行くだけでも支援になるなど、保護団体も利用者もwin-winになれる施設と言えます。
今回はそんな東京の保護犬カフェをまとめて紹介します。

里親になるつもりがなくても大歓迎!
遊びに行くだけで寄付になります◎
- 犬や動物が好きなカップル
- 楽しく社会貢献したいカップル
※2026年2月現在の情報です。最新情報は公式サイトやSNSをご確認ください。
保護犬カフェ 立川店(立川市)
保護犬カフェ立川店は特定非営利活動法人(NPO法人)ラブファイブが運営しており、日本でも最大級の規模を誇る保護犬カフェとして知られています。
立川駅から歩いていける距離にありながら、店内は広々としていて開放感があるため、たくさんのワンちゃんたちがのんびりと過ごしています。
お店に入ると、まずはワンドリンク(入場料込み)を注文する、通常の動物カフェのようなシステム。
このドリンク代や、店内で販売されているおやつ代、ペット用品の収益が、そのまま保護されている子たちの食費や医療費に充てられる仕組みです。
つまり、美味しいコーヒーを飲みながらワンちゃんと触れ合うこと自体が、直接的なボランティア活動になっているのが嬉しい!
また、ここは「里親探しの場」としての機能も非常に充実。もし一緒に過ごす中で「この子を家族に迎えたい」という気持ちが芽生えたら、その場でスタッフさんに相談することができます。
もちろん、お迎えする予定がなくても、「ワンちゃんと触れ合って癒やされたい」「保護犬の現状を少し知ってみたい」という気軽な気持ちで訪れる人がたくさんいるので、気負わずに足を運んで大丈夫ですよ。

予約不要なので、立川散策のついでに寄りやすいのも嬉しいですね!
- 所在地:〒190-0013 東京都立川市富士見町2丁目12−7
- アクセス:立川駅から徒歩13分
- 営業時間:平日12時~19時、土日祝11時~19時※予約不要
- 駐車場:近隣のコインパーキングを利用
- 入場料:990円(ワンドリンク付)
- 公式インスタグラム:https://www.instagram.com/hogoken_cafe_tachikawa/
NPO法人みなしご救援隊 犬猫譲渡センター東京支部(世田谷区)

NPO法人 みなしご救援隊 犬猫譲渡センター(東京支部)は、広島に本部を置く歴史ある愛護団体が運営しています。
「殺処分ゼロ・無責任飼い主ゼロ」を掲げて非常に真摯に活動されている施設です。
自由が丘駅や田園調布駅から歩いて行ける距離にありながら、住宅街の中に溶け込むように位置しており、店内は非常に清潔で落ち着いた雰囲気が漂っています。
一般的なカフェというよりは、保護されたワンちゃんや猫ちゃんたちが新しい家族を待つ「温かなリビング」といった印象です。
スタッフの方はドッグトレーナーなどの専門知識を持っている方が多く、一頭一頭の性格や、なぜ保護されるに至ったかという背景までしっかり把握されています。
そのため、ただ触れ合うだけでなく、命の尊さや保護犬のリアルな現状についてもしっかりと学ぶことができる場所です。
このセンターの大きな特徴の一つに、しっかりとした「里親選考制」があります。誰でもすぐに引き取れるわけではなく、まずは実際にセンターへ足を運んでワンちゃんと対面し、相性を確認することから始まります。
里親になること以外にも、様々な形で活動を支えることができます。入場料代わりのドリンク代はもちろん、寄付金や支援物資(フードやタオルなど)の受付も積極的に行っています。
また、公式ブログやSNSでは、新しく保護された子の紹介や、卒業していった子たちの幸せなその後の様子が頻繁に更新されており、遠くから見守るだけでも力になれるような温かいコミュニティが形成されています。

里親も「相性」を大事にしている施設◎
- 所在地:〒158-0085 東京都世田谷区玉川田園調布2-12-10-1F
- アクセス:自由が丘駅・田園調布駅から徒歩10分、東急バス 玉川田園調布で下車し徒歩0分
- 駐車場:近隣のコインパーキング
- 営業時間:土日祝 11:00~18:00(最終入場17:15)※予約不要
- 入場料:45分300円(ワンドリンク付き)
- 公式サイト:https://minashigo-joutocenter.com/tokyo
わんだん邸(清瀬市)

東京都清瀬市にある「わんだん邸」は、NPO法人「いぬねこプロジェクト」が運営する保護犬シェルター兼カフェです。
清瀬駅から歩いて3分ほどのビル地下にあるこの場所は、物件をボランティアスタッフたちが手作りで改装して作り上げられたそう。
わんだん邸の大きな特徴は、過剰な装飾を排した、ワンちゃんたちにとっての「家」に近い環境であることです。店内にはソファが置かれ、靴を脱いでスリッパで入るスタイルなので、床に座ってワンちゃんと同じ目線で触れ合うことができます。
ここにいるのは、繁殖引退犬や飼育放棄などでレスキューされた子たちですが、スタッフさんの愛情あふれるお世話によって、穏やかで人懐っこい性格の子が多いのが印象的です。
中には、元野犬で少しずつ人間を信頼する練習をしている子もいますが、スタッフさんが一頭一頭の「今の状態」を丁寧に教えてくれるので、犬と暮らしたことがない方でも安心して接し方を学ぶことができます。
入場料(1時間1,000円〜)がそのまま保護活動や医療費の支援になる明快なシステムで、飲み物は蓋付きのものであれば持参が推奨されているなど、運営コストを抑えて一円でも多くを犬たちのために使おうとする誠実な姿勢が伺えます。
清瀬という土地柄もあり、地元の方々が散歩がてら寄付を持ってきたり、ボランティアとして掃除やお散歩を手伝いに来たりと、地域全体でワンちゃんたちを見守っているような温かな空気感があります。
「賑やかな都会のカフェよりも、静かにじっくりとワンちゃんと向き合いたい」「保護活動の等身大の現場を見てみたい」という方には、わんだん邸はまさにぴったりの場所と言えるでしょう。

スタッフさんも常連さんも親しみやすく、「地域密着」という印象が強かったです!
- 所在地:〒204-0022 東京都清瀬市松山1丁目12−15-B1 オリエンタルビル
- アクセス:西武池袋線「清瀬駅」から徒歩4分
- 駐車場:近隣のコインパーキング
- 営業時間:12時00分~18時00分(月曜定休)
- 入場料:1時間1,000円
- 公式SNS:https://x.com/wandantei0706?s=21
ANELLA CAFE(アネラカフェ)新宿店(新宿区)
ANELLA CAFE(アネラカフェ)は、保護犬・保護猫活動支援団体「アネラ」が運営している保護犬カフェです。
ショッピングや食事の合間に立ち寄れる非常に便利な立地ながら、扉を開けると都会の喧騒を忘れるような、温かみのある空間が広がっています。
アネラカフェ新宿店の最大の特徴は、1階が保護犬、2階が保護猫のスペースと分かれている点です。ワンちゃんと触れ合いたい人も、猫ちゃんとまったり過ごしたい人も、どちらの願いも叶えてくれます。
1階のドッグスペースでは、様々な事情で保護されたワンちゃんたちが迎えてくれます。スタッフさんの手厚いケアにより、人懐っこく落ち着いた子が多いのが印象的です。
里親を検討している方は、スタッフさんからその子の性格や健康状態、普段の様子などを詳しく聞くことができます。「保護犬=かわいそう」というイメージを払拭するような、明るくポジティブな譲渡活動が特徴で、実際に多くのワンちゃんたちがここから新しい家族のもとへと卒業しています。
また「保護活動の場」であると同時に、純粋に動物カフェとしてのクオリティが高いのも嬉しいポイントです。
ドリンクや軽食のメニューが充実しており、ワンちゃんたちの可愛さに癒やされながら、普通のカフェとしてもしっかり満足できる内容になっています。
口コミでも「スタッフさんの愛情が感じられる」と評判で、初心者の方や一人で訪れる方にも優しく接し方をレクチャーしてくれます。

「犬か猫か迷っている」「どっちも触れ合いたい」という方の要望が満たされる施設!
- 所在地:〒162-0061 東京都新宿区市谷柳町10−4
- アクセス:都営大江戸線 牛込柳町駅から5歩
- 駐車場:近隣のコインパーキング
- 営業時間:平日12:00〜18:00 土日祝11:00〜18:00
- 入場料:30分1,000円(延長15分400円)
- 公式サイト:https://wan-time.jp/
温もりカフェ(墨田区)
東京都墨田区、向島エリアにある「温もりカフェ」は、その名の通り、まるで友人のお家に遊びに来たかのような「温もり」と「安心感」を大切にしている保護犬カフェです。
下町の風情が残る閑静な住宅街の中にあり、一軒家を改装したようなアットホームな造りが特徴です。ここでは、他の大規模なカフェとは一線を画す、独自のこだわりを持って運営されています。
温もりカフェの最大の特徴は、「完全予約制」かつ「少人数制」を徹底している点です。
多くの保護犬カフェが賑やかで活気があるのに対し、ここはあえて一度に入店できる人数を制限しています。これにより、ワンちゃんたちが大勢の人に囲まれてストレスを感じることなく、穏やかな環境で過ごせるよう配慮されています。
訪れる側にとっても、他のお客さんに気兼ねすることなく、お気に入りのワンちゃんとじっくり向き合えるのは大きな魅力です。
ここにいる子たちは、繁殖場からレスキューされたシニア犬や、ハンディキャップを持った子も少なくありません。そうした背景もあり、ワンちゃんの健康とメンタルケアを第一に考えている施設です。
そのため無理に抱っこをすることを禁止していたり、犬が寝ている時はそっとしておいてあげるなど、人間側の都合ではなく「犬側の気持ち」を優先したルールが設けられています。
完全予約制のため、必ず事前に公式サイトやSNSから空き状況を確認し、予約を入れてから向かうようにしてください。

少人数制でワンちゃんとじっくり向き合えるので、真剣に里親検討中の方にも嬉しい施設!
- 所在地:〒131-0033 東京都墨田区向島3丁目2−5 向島パークハイツ第2 104号
- アクセス:とうきょうスカイツリー駅から徒歩約7分、押上駅から徒歩約10分
- 駐車場:近隣のコインパーキング
- 営業時間:10:00〜13:00 / 13:45〜19:00 (※火曜定休。その他、ワンちゃんの体調等により変動があるため公式SNS推奨)
- 入場料:1時間 1,500円(ワンドリンク付き)※完全予約制
- 公式X:https://x.com/orangeinu
ピースワンコ・ジャパン 西東京ふれあい譲渡センター(西東京市)

ピースワンコ・ジャパン 西東京ふれあい譲渡センターは、2025年1月にオープンしたばかりの比較的新しい施設。
広島県を拠点に「殺処分ゼロ」を目指して活動する日本最大級の保護団体「ピースワンコ・ジャパン」が運営しています。
最大の特徴は、西東京市の小学校跡地に建てられた「LIFE MEDICAL CAREいずみ」という医療複合施設の一角にあることです。
同じ建物内にはクリニックや薬局、本格的なカフェ(2階)、さらにはフィットネスジムや地域交流室などが集まっており、まさに「地域のコミュニティの場」として機能しています。
ピースワンコの保護犬たちは、主に広島の愛護センターから引き出された元野犬の子が多いのですが、ドッグトレーナーによる丁寧なトレーニングを受けてから各地のセンターへやってきます。
スタッフの方はドックトレーナー経験者や有資格者の方が多く、一頭一頭の性格を熟知しているため初めて保護犬と接する方も安心。
このセンターのもう一つのユニークな取り組みは、ここで里親が決まった「卒業生」のためのペットホテルを併設している点です。
単に「譲渡して終わり」ではなく、家族になった後も地域の中で一緒に歩んでいく、そんな温かいサポート体制が整っています。

「保護犬活動」だけでなく地域活性化の貢献にもなるから気持ちがいいですね♪
- 所在地: 東京都西東京市泉町3-6-9 LIFE MEDICAL CAREいずみ 1F
- アクセス:西武新宿線「西武柳沢駅」から徒歩約15分、「保谷庁舎」バス停から徒歩約5分
- 駐車場: 近隣のコインパーキング
- 営業時間: 11:00~17:00※予約不要
- 入場料: 無料 (※カフェ利用やグッズ購入、募金箱への寄付などを通じて活動を支援することが可能です)
- 公式サイト: https://wanko.peace-winds.org/facility/nishitokyo
ピースワンコジャパン 世田谷譲渡センター(世田谷区)

こちらは先ほど紹介したピースワンコジャパンの世田谷支部。
世田谷譲渡センターも、広島でのトレーニングを経て、ある程度人との生活に慣れた子がやってきます。
スタッフさんは、その子の繊細な性格や、少しずつ心を開いていく過程を丁寧にサポートしており、訪れる人に対しても「どうすればこの子の安心を勝ち取れるか」という接し方のコツを細かくアドバイスしてくれます。
このセンターの大きな魅力は、駒沢オリンピック公園が近くにあるという立地です。
里親を検討している方が、実際にワンちゃんと一緒にお散歩の練習をすることもあり、都心でありながら自然を感じながらトレーニングができる環境が整っています。
店内は木の温もりを感じるナチュラルで清潔感あふれる内装で、「保護犬が家族として家で過ごす姿」を自然にイメージできるよう設計されています。
西東京のセンターが「医療や地域交流」の開かれた場であるのに対し、世田谷のセンターはより「個別でじっくりと向き合うこと」に重きを置いた、プライベート感のある雰囲気が特徴です。
また、スタッフさんは皆プロフェッショナルで、犬の行動心理にも詳しいため、初めて保護犬を迎える際の不安に対しても、具体的な解決策を一緒に考えてくれる心強いパートナーになってくれます。

スタッフさんが親身なので、里親検討中の方も安心!
- 所在地: 〒156-0054 東京都世田谷区桜丘3丁目23−2 馬事公苑アーバンフラット 1-A号室
- アクセス:桜新町駅から徒歩約7分
- 駐車場: 近隣のコインパーキング
- 営業時間: 11:00~17:00(火曜定休)
- 入場料: 無料(※見学やふれあいは可能ですが、寄付やチャリティグッズの購入による支援が励みになります)
- 公式サイト: https://wanko.peace-winds.org/facility/setagaya
HOGOKEN TOKYO(港区)

HOGOKEN TOKYOは、単なる保護犬カフェという枠を超え、「犬の命」だけでなく「犬の生き方」を大切にするという非常に質の高いケアが特徴の保護施設です。
最大の特徴は、保護した犬たちをただ譲渡するだけでなく、一頭一頭に合わせた本格的なトレーニング(しつけ)を施している点です。
2階にはドッグスクールが併設されており、専門のドッグトレーナーが「人との共生」に必要な社会性を身につけさせてから新しい家族へとバトンを渡しています。
また、大型犬の保護にも力を入れており、都心では珍しく、大型犬との暮らしを具体的にイメージできる場所としても貴重な存在です。
店内は非常におしゃれで清潔感があり、手前がカウンターのあるカフェスペース、奥がワンちゃんたちとじっくり触れ合えるスペースに分かれています。
医療面でのケアも徹底しており、定期的に動物看護師がワンちゃんの健康チェックを行うなど、最高水準の管理体制が整っています。
ここは事前予約制となっており、訪れる人が支払うドリンク代やチャリティグッズの収益が、犬たちの医療費や食費、トレーニング費用に充てられます。
「保護活動をもっと持続可能で、ポジティブなものにしたい」というオーナーの熱い想いが詰まった、非常に誠実で都会的なシェルターです。

保護犬カフェには珍しく、大型犬が多いのがたまらん!
- 所在地:〒106-0047 東京都港区南麻布2丁目7−30 1階
- アクセス:白金高輪駅から徒歩約8分、麻布十番駅から徒歩約10分
- 駐車場:近隣のコインパーキング
- 営業時間:10:00~16:00(※不定休のため、必ず事前に公式サイトやSNSをご確認ください)※事前予約
- 入場料:55分2,000円+ワンドリンクオーダー
- 公式サイト:https://hogoken-tokyo.com/
AHBASE(墨田区)

AHBASE(エーエイチベース)は大手ペットショップチェーンの「P’s-first(ペッツファースト)」で有名なペッツファースト株式会社が運営する、ハンディキャップを負うワンちゃんがいる犬カフェです。
ここにいるワンちゃんたちは、ブリーディング(繁殖)の役割を終えたマザードッグやファザードッグ、あるいはハンディキャップがありペットショップに並べなかった子たちが中心です。
なので、ペットショップビジネス断固反対!な人には嫌な場所に見えてしまうかもしれないのでご注意を。
彼らは「パートナードッグ」と呼ばれ、新しい家族との出会いを待ちながら、スタッフさんと一緒に社会勉強やトレーニングをして日々を過ごしています。
店内の「DOGGIES ROOM」でワンちゃんと触れ合うだけでなく、実際にお気に入りの子を連れて、両国の街や近くの公園をお散歩することも可能。
また、店内には「Rcafe192」というカフェが併設されており、ご自身の飼っているワンちゃんと一緒に座れる席もあります。

大手企業が母体なだけあって、すごく綺麗な広々空間!
- 所在地:〒130-0015 東京都墨田区横網1丁目9−2 ドコモ墨田ビル 低層棟
- アクセス:都営大江戸線両国駅A1出口 徒歩3分、JR総武線両国駅 西口 徒歩5分
- 駐車場:地下駐車場
- 営業時間:平日11時00分~18時00分、土日10時00分~18時00分
- 入場料:大人1時間1,800円
- 公式サイト:https://ah-base.com/
保護犬カフェの注意点

「保護犬を見せてもらう」という特異な施設であるため、様々な注意点があります。
施設個別の注意点もあるとは思いますが、ここでは最低限絶対に守ってもらいたい注意点をご紹介します。

総括すると、保護犬カフェは「中級者向けふれあい施設」。
動物とのふれあいに慣れていない方にはそもそも難易度が高い施設である、と認識しておいた方がいいかもしれません。
過剰なサービスは期待しないこと
保護犬カフェは一般的な動物カフェと違い、利用者は「お客様」ではなく「保護活動の支援者」という立ち位置です。
そのため「~~してくれない!」というような過剰なサービスの要求は保護活動の迷惑になるためやめましょう。
また、保護犬カフェで働く方はボランティア(無償)の方もいます。お金儲けができるビジネスモデルでもないため、有償の方でもあまり高給とは言えないでしょう。
さらに忙しい保護活動・お世話の合間を縫って、カフェの対応をしてくださっていることを忘れないでください。
「犬との接し方が分からないから手取り足取り教えてほしい」という方は、まずは通常の動物カフェや、触れ合い型の動物園に行くことをお勧めします。

求めているものがすれ違うと、誰も幸せにならないからね…
注意点は絶対に守る
「子どもが苦手な子が多いので15歳未満の入場はお断りしています」「おもちゃは持参しないでください」など、保護犬カフェにはワンちゃんや人間を守るための注意書きがたくさんあります。
これらは絶対に確認し、1つ残らずきちんと守れる方だけ、来場してください。
そもそも動物カフェは通常のカフェと違い、「言葉を話さず、人間の常識が通用しない生き物」が接客をする場だということをしっかり認識しましょう。
特に保護犬カフェのワンちゃんたちは、接客用に躾けられたワンちゃんではなく、あくまで里親を待つ保護されたワンちゃんたち。
人間が苦手な子もいれば、噛み癖がある子、粗相をしてしまう子、よく吠える子など、接し方を間違えると人もワンちゃんも不幸になりかねない状況の子がたくさんいるということを、よく心に留めておいてほしいです。
こちらも「難しいかも…」という方は、まずは触れ合い型の動物園から始めてみることをお勧めします。

当日もスタッフの方の言うことはしっかり聞きましょう!
保護犬カフェでできること・できないことを理解する
保護犬カフェは、ワンちゃんの安全と幸せを第一に考えている場所です。一般的な動物カフェとルールが少し異なる場合があるため、「できること」と「できないこと」を理解しておくと安心でしょう。
できること
- 触れ合いと見守り
ワンちゃんのほうから寄ってきた時に優しく撫でたり、おやつをあげたりすることができます。たとえ触れ合えなくても、優しく見守るだけで彼らにとっての「人間への信頼」につながります。 - スタッフへの相談・質問
「この子はどんな性格?」など、スタッフさんにどんどん聞いてみてください。ただし、お世話や事務作業で忙しそうな場合もあるため、臨機応変に対応しましょう。 - SNSでの発信
写真撮影がOKな店舗では、ハッシュタグをつけてSNSに投稿することが推奨されています。可愛い姿が拡散されることで、未来の里親さんに見つけてもらえるチャンスが広がります。 - 寄付やチャリティグッズの購入
入場料のほかに、店内で販売されているオリジナルグッズやフードを購入することで、活動資金を直接的に支援できます。 - 里親の申し込み・面談 運命を感じる子がいたら、家族に迎えるための具体的なステップについて相談することができます。
- ボランティアの参加
なかにはボランティアを募集している施設もあります。特に非営利団体は常に人手や活動費が足りていないことが多いため、気に入った施設があればぜひ問い合わせてみましょう。
できないこと
- 無理な抱っこ
保護犬の中には過去のトラウマで抱っこが苦手な子や、人間を怖がっている子もいます。また、だっこの仕方でワンちゃんにけがをさせてしまう恐れもあります。だっこNGの施設やワンちゃんも多いため、事前に許可を取りましょう。 - 人間の食べ物や、許可のないおやつの提供
アレルギーや健康管理を徹底しているため、自分の持ち込み品を与えることはできません。必ず店内で販売されている専用のおやつをあげてください。 - フラッシュ撮影
犬の目は光に敏感です。驚かせてしまわないよう、カメラのフラッシュは必ず「オフ」に設定しましょう。デフォルトで「自動」設定になっていることも多いため、必ず確認してください。 - 大声を出したり走り回ったりすること
大きな音や急な動きは、多くの保護犬にとって恐怖の対象です。特にお子様連れの場合は、静かに過ごせるよう配慮が必要です。 - 寝ている子や食事中の子を邪魔する
休息と食事はワンちゃんにとって大切な時間です。そっとしておいてあげるのがマナーです。

分からないことがあったらスタッフさんに確認を!
汚れ・破れが許容できる服装で
保護犬はあくまで「保護」されたワンちゃんたちであり、躾が行き届いていない可能性もあります。
シーツでトイレができない子、よだれダラダラな子、噛み癖がある子など、服が汚れたり破れたりすることもザラにあるのが、保護犬カフェ。
その点を認識した上で、汚れたり破れたりしても許せる服で遊びに行きましょう。

犬の扱いに慣れてれば「こんなもんか」って感じではありますけどね。
保護犬カフェにいかなくとも、ふるさと納税でも支援が可能です。節税しながら支援できるのもお得!
里親になれるとは限らない
保護犬カフェや団体の多くは、ペットショップよりも厳しい独自の譲渡基準や審査を設けています。
保護犬たちの多くは、一度人間に捨てられたり、過酷な環境にいたりした過去を持っています。再び「飼えなくなった」という悲劇を絶対に繰り返さないための、防波堤としての審査です。
また残念ながら、虐待目的や転売目的で里親に応募する悪質な譲渡先もあるため、絶対に避けなければいけません。
高齢や単身・未婚カップルであることを理由に断られる事例も多いのですが、これは「飼えなくなるリスクが高い」と判断されるためです。
さらに、「このワンちゃんは怖がりだから静かな環境がいい」「この子は運動量が多いから体力のある家族がいい」など、犬の性格に合った環境を選んでいる団体もあります。
施設やワンちゃんによって条件は異なるため、まずはどの団体なら自分の条件に合いそうか、相談してみましょう。
また、ご自身でも「自分が長期入院になった時どうするか?」「今後15年間引っ越しは不要か?」「今後生まれる子どもが犬アレルギーだったら?重い病気や障害があったら?」と、詳細に想定しておくことはとても重要です。

なんにせよワンちゃん第一!
お断りされても「ちゃんと考えてるんだな~」と前向きに考えられてこそ、愛犬家だと思います。
保護犬カフェで楽しく社会貢献!
保護犬カフェに行ったことがない方は、少しお堅い施設なのかな…と不安に思うかもしれません。
が、基本的に犬好きでフレンドリーなスタッフの方が在籍しており、ワンちゃんたちと楽しく過ごせます。
最近は動物カフェのような綺麗な内装の施設も多く、とても過ごしやすいです。
地域の交流もありつつ、支払った料金がそのまま保護犬の支援にもつながるため、気持ちのいいお金と時間の使い方ができるのも嬉しいですよね。
楽しく癒されながら社会貢献ができる、保護犬カフェ。
規則や注意書きだけは絶対に守って、ぜひ楽しんでみてくださいね!





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