【2025年最新】多摩地区周辺で神前式ができる神社10選【和装婚】

「日本人らしく神社で和装婚がしたい！」
「こだわりは少ないので予算を抑えたい！」

というカップルを中心にじわじわ人気上昇中の神前式（神社で行う式）ですが、洋装のウェディングよりも情報が少なくて不安ですよね？

実際、神社は料金表を掲示していない場合が多く情報が取りづらいです。
また、ゼクシィやマイベストなどのサイトには、和装婚ができるホテルは紹介されていても神社は掲載されていなかったりします。
さらに神社のHPかと思ったらプランニング会社につながってしまい、実際より高額な料金を提示されてしまうことも…

今回は多摩地区からアクセスの良い、神前式ができる神社について調べてまとめました！

大國魂神社（府中市）

大國魂神社（おおくにたまじんじゃ）は、府中市に鎮座する由緒ある神社で、東京五社のひとつにも数えられています。武蔵国の総社として知られ、格式ある神社婚が叶うと人気。正月は初詣で国内外から観光客が訪れるほか、春のくらやみ祭りでも有名で、厳かな雰囲気と広々とした境内が魅力です。

境内は大きなケヤキ並木や歴史ある社殿があり、厳かな雰囲気が漂います。ここでは伝統的な神前式が行われており、雅楽の調べとともに花嫁行列が進む光景はとても厳か。

式は拝殿で執り行われ、親族中心の落ち着いた挙式スタイルが叶います。都心からのアクセスも良く、自然と歴史に包まれた神社婚を望むカップルに人気のスポットです。神前式に人気なためコミコミなプランが豊富な反面、費用が高額になりがちな点に注意しましょう。

田無神社（西東京市）

田無神社は、西東京市にある歴史ある神社で、五行思想に基づいた五龍神を祀る珍しい神社です。五龍神を祀り「金龍神社」とも呼ばれるパワースポットでもあり、特に金運や仕事運のご利益で知られることから多摩エリアの人々から厚い信仰を集めています。

境内は広々として緑が多く、四季折々の自然に包まれながらゆったりと参拝できるのが魅力。近年は御朱印や龍をモチーフにしたお守りも人気で、参拝客でにぎわいます。

田無神社では伝統的な神前式も行われ、厳かな雰囲気の中で夫婦の縁を結ぶことができます。駅近なので真夏・真冬でも開催しやすく、落ち着いた佇まいが魅力的。七夕の季節のてるてるトンネルや花手水など、季節を感じる装飾も必見。地元に根差した温かみのある挙式が叶い、家族中心のアットホームな式を望むカップルにおすすめの神社です。

東伏見稲荷神社（西東京市）

東伏見稲荷は、京都の伏見稲荷大社の分霊を祀る関東屈指の稲荷神社です。関東のお稲荷さんとして広く親しまれ、商売繁盛や家内安全、五穀豊穣のご利益で知られています。

赤い大きな鳥居と千本鳥居がフォトジェニックで、素敵な写真を残せますよ！ここでは神前式も執り行われ、厳かな祝詞や雅楽の音色に包まれながら夫婦の縁を結ぶことができます。アクセスも良く、都内にいながら本格的な稲荷神社婚を望むカップルにおすすめの神社です。

こちらも挙式は提携先の華雅苑を挟んで行います…が、公式LINEでメッセージを送っても返信が来ないので、お急ぎの人は電話の方がいいかも。

布多天神社（調布市）

布多天神社（ふだてんじんじゃ）は、調布市にある古社で、学問の神様・菅原道真公を御祭神とする天満宮です。創建は古く、約1940年前といわれ、多摩地区有数の由緒ある神社。深大寺と並んで調布の代表的な神社として地域に親しまれています。

境内は大きな木々に囲まれ、静かで落ち着いた雰囲気が漂い、参拝するだけでも心が安らぎます。春の梅や秋の紅葉も美しく、四季折々の表情を楽しめるのも魅力です。

布多天神社では、厳かな雰囲気の中で神前式を執り行うことができます。伝統的な雅楽の調べと祝詞に包まれながら夫婦の縁を結ぶ挙式は、地元ならではの温かみを感じられるのが特徴。「家族だけ」「親族だけ」などのアットホームな神社婚を望むカップルにおすすめのスポットです。

挙式はなんと1日1組限定で、1時間たっぷりかけてゆったり行われます。そんな由緒ある神社ですが、冷暖房設備、友人参列OK、平服OKなど、かしこまりすぎないスタイルがありがたいですね！

阿佐ヶ谷明神（杉並区）

阿佐ヶ谷神明宮（あさがやしんめいぐう）は、杉並区阿佐谷に鎮座する神社で、天照大御神を御祭神としています。創建は古く、地域の守り神として親しまれてきました。特に近年は、和紙を使った美しい御朱印「大和がさね」でも有名です。

境内は清らかで広々としており、都会の中にありながら落ち着いた空気を感じられるのが魅力。四季折々の自然に彩られた社殿は、参拝だけでなくフォトスポットとしても人気です。

ここでは神前式も執り行われ、雅楽の音色とともに厳かに誓いを交わすことができます。アクセスが良く、伝統と現代の両方の魅力を兼ね備えた神社婚を望むカップルにおすすめの神社です。自然が多く、静かな環境での挙式が可能です。挙式は提携先の華雅苑 阿佐谷店を挟んで行います。

井草八幡宮（杉並区）

井草八幡宮（いぐさはちまんぐう）は、杉並区に鎮座する歴史ある神社で、源頼朝が戦勝祈願をしたと伝えられる由緒を持ちます。御祭神は応神天皇で、勝負運や厄除け、家内安全のご利益があるとされています。

住宅街にありながらも自然豊かな境内。地域に愛される八幡様として親しまれています。挙式中の撮影は静止画・動画問わず禁止されている点に注意が必要です。緑が豊かで広々とした参道や立派な鳥居があり、都会の中とは思えない静けさを感じられるのが魅力。秋には例大祭も盛大に行われ、多くの参拝者で賑わいます。

井草八幡宮の神前式は、厳かな雰囲気の中で伝統的な挙式を挙げることができます。自然に囲まれた境内での挙式は、落ち着いた大人カップルにふさわしい温かみある神社婚を叶えてくれるでしょう。

東京大神宮（千代田区）

東京大神宮（とうきょうだいじんぐう）は、千代田区飯田橋に鎮座する神社で、伊勢神宮の御祭神を祀っています。明治時代に創建され、都内にいながら伊勢神宮を参拝できる「東京のお伊勢さま」として人気の縁結びの神社。1900年に大正天皇の結婚式を始めて神社で執り行った、神前式のパイオニア的存在の神社です。都心にあり、アクセスも良好なので遠方のゲストが来やすいのも嬉しいですね。

縁結びのご利益で特に有名で、若い女性やカップルの参拝者が多く訪れる人気スポット。境内は清らかで落ち着いており、都会の中心にありながら静けさを感じられるのも魅力です。

東京大神宮では、伝統的な雅楽と祝詞の中で誓いを交わす挙式は格式が高く、厳かな雰囲気に包まれます。アクセスの良さもあり、由緒ある神社婚を望むカップルにおすすめの神社です。

川越氷川神社（川越市）

川越氷川神社（かわごえひかわじんじゃ）は、埼玉県川越市にある歴史ある神社で、夫婦円満・縁結びのご利益で広く知られています。1500年ほどの歴史を持ち、古くから川越の総鎮守として地域の人々に親しまれてきました。

境内には縁結び玉や夏の風鈴回廊など、カップルや若い参拝者に人気のフォトジェニックなイベントも増えており、、四季を通じて訪れる人で賑わいます。最近は外国人観光客も多く、川越エリアと併せて人気スポットとなっています。

神前式は荘厳な雰囲気の中で執り行われ、夫婦の縁を結ぶにふさわしい厳かな時間を過ごすことができます。伝統と華やかさが融合した川越氷川神社での挙式は年齢問わず心が躍り、一生の思い出になるでしょう。

参列者も小江戸・川越観光も兼ねられ、ロケーションフォトとの相性も抜群。ただし駅から遠いため、お年寄りが参列する場合や真夏・真冬の挙式の場合は、タクシーを手配するなどの配慮が必要です。

神田明神/明神会館（千代田区）

神田明神（かんだみょうじん）は、東京都千代田区にある1300年の歴史を誇る古社で、江戸総鎮守として親しまれてきました。御祭神は大国主命・少彦名命・平将門命で、縁結び・商売繁盛・厄除けのご利益で知られています。

境内は広々として都会の中心にありながら落ち着いた雰囲気があり、文化財としても価値の高い社殿や随神門が特徴。IT企業など現代的な参拝者も多く、伝統と現代が共存する神社として人気です。

神前式は国登録有形文化財の社殿での挙式が魅力で、雅楽の音色と巫女舞が彩る厳かな雰囲気の中で夫婦の契りを交わします。お得なキャンペーンも実施しており、料金プランが事前に分かりやすいのがありがたい！主要駅からのアクセスも良く、遠方からの参列者がいても安心です。アクセスの良さと知名度の高さから多くのカップルに選ばれており、歴史と格式を感じられる神社婚が叶うスポットです。

芝大神宮（港区）

芝大神宮（しばだいじんぐう）は、東京都港区芝にある歴史ある神社で、創建は平安時代の寛弘2年（1005年）と伝えられています。御祭神は天照大御神と豊受大神で、伊勢神宮の御祭神を祀っていることから「関東のお伊勢さま」として親しまれています。

境内はオフィス街の中にありながら、静かで厳かな雰囲気が漂い、都心のオアシスのような存在。縁結びや厄除け、商売繁盛のご利益があるとされ、多くの参拝客が訪れます。東京タワーの近くにあり、駅近なのでアクセス抜群。

芝大神宮では神前式も執り行われ、雅楽の調べとともに伝統的で格式高い挙式が可能です。アクセスの良さも魅力で、都心にいながら由緒ある神社婚を望むカップルにおすすめのスポット。

冷暖房完備の設備のため、季節を問わずに式を挙げられる点もありがたいですよね。ドレスサロンのクチュールナオコがトータルプランニングしてくれます。ただ、都心の小さめな神社なので、写真を撮ると周囲にビルや東京タワーが映り込んでしまいがちな点には注意が必要です。

【知らなきゃ損！】神前式の予約前に注意すべきこと

由緒ある日本の神社でおこなう神前式は、日常生活では思いつかないような制約やマナーがあったりします。当日になって「これダメなの！？」「知らなくて損した！」とならないよう、神前式を予約する前に注意・確認しておくべきことを紹介します。

披露宴や会食の有無で費用が大きく変わる

披露宴なしの挙式のみなら、費用は50万円程度に収まることもあります。ただし披露宴や会食を加えると、演出・引き出物・料理などが加算され、200万円以上になることが多いです。

提携先の宴会場はランクが高く高額になりがちなので、予算を抑えたい場合は一般的な料亭やレストランの予約がおすすめです。

さらに、プランニング会社を挟むと披露宴必須になったり割増料金になることもあるため、「予算を抑えたい」「挙式だけで小さくやりたい」という方は、神社に直接連絡しましょう。

人数で料金が変わる

何名で挙式するかによって神社の選択肢や料金が変わる場合もあります。神社によっては友人の参列もOK/NGだったりするので、最初に確認しておくとスムーズです。

特に神社は宗教法人のため、利益を追求しておりません。そのため、「儲かりやすさ」よりも「神社の格」や「参拝客」を優先する考えから、人数制限があることもあります。

「神社で神前式をする」と決めたら、まず人数を確定させましょう。

ヘアメイクの自由度と費用

綿帽子・角隠し・かつら・日本髪・洋髪など、髪型はどの程度選べるのか確認しておきましょう。「洋髪しかできない」場合もあれば、「かつら着用必須」の場合もあります。また、髪飾りのグレードアップや持ち込みに料金がかかる場合もあります。

メイクに関しても、「自分に似合うメイクは自分が一番分かってる！」という人もいますよね。メイク道具の持ち込みが可能か、ある程度派手なメイクも可能か、確認しておきましょう。

衣裳の自由度と費用

白無垢や色打掛、ウェディングドレスなど、選べる衣裳の種類や追加料金の有無も要チェックです衣裳にも、持ち込み料やグレードアップ料がかかる場合があります。お色直しを希望する場合や、自分で用意した衣裳を着たい場合は、その可否も確認しましょう。

また、和装婚の場合は親が黒留袖・色留袖、モーニングなどの格式の高い和装をすることが多いです。高額な着物のため、自分で所有している方は多くはありません。提携先の衣装屋さんでのレンタルは可能か？その場合費用は？着付け小物も含まれるか？まで確認が必要です。

提携先の衣裳屋さんが決まっている神社の場合は、その衣裳屋さんのHPも確認し、自分のイメージする衣裳がありそうかチェックするのをおすすめします。

そもそも自分で衣裳やヘアメイク・着付けを手配しなくてはいけない場合もあるので、その手間も加味して決めましょう。

時期やお日柄の自由度

人気の11月は七五三シーズンと重なるため混み合ったり、12〜1月は年末年始で予約が取れない時期があるなど、神社ならではの時期の制約があるため、確認しておきましょう。神社によって、繁忙期はまったく予約を受け付けていない場合があります。

大安・友引のみOKなど、お日柄に制限があるかどうかも神社によって違うため要確認です。

参列者への配慮

参列者用控室の有無、冷暖房の完備、参列者の着付けやヘアメイクも対応してもらえるか、など参列者が快適に過ごせるかどうかも大切なチェックポイント。親族が多い場合や高齢者・小さなお子様が参列する場合は、バリアフリーやベビーカーの入場可否など、特に配慮が必要です。

また、控室がある場合は別料金かどうか、何時間前から利用可能かなども確認しておくと良いでしょう。

撮影可否

神社によっては挙式中の撮影が禁止されていることもあります。カメラマン持ち込み可否や、スマホで撮っていい範囲、提携業者の指定など、撮影ルールは事前に確認しましょう。

神社によっては「神社提携のカメラマンのみOK」であったり、それがプランに含まれていない場合もあるため、あらかじめ確認しておくと安心です。

アクセス

駅からの距離や駐車場の有無、雨天時の動線、真夏や真冬の暑さ・寒さ対策など、移動のしやすさも重要。特に高齢の親族がいる場合は、会場までの負担を減らせる場所を選ぶのがおすすめです。

たとえ駅から近くても、通勤ラッシュや観光客ラッシュと重なると、子連れや高齢者はかなりの負担を強いられます。参列者のことも考えて、場所や乗り物の手配方法を選びましょう。混雑が予想される場所で開催する場合は、少し離れた駅で降りてもらって、タクシーを手配しておくのも手です。

雨天時の対応

万が一雨が降ってしまった場合の対応についても、確認しておくと後悔が少なく済むでしょう。

例えば傘の用意はあるか、雨天時の参進の有無、料金割引や振替日の対応など、事前に分かっていると当日慌てずに済みます。

神前式は情報戦！後悔のない準備を

洋装ウェディングに比べて、情報も比較検討も少ない神前式。
でも実際には、費用を抑えつつも厳かで日本らしい式が挙げられる“穴場の選択肢”でもあります。

多摩地区周辺には、アクセスがよく、落ち着いた雰囲気の穴場神社が多数あります。
この記事では、公式サイトだけでは分かりづらい料金・衣裳・持ち込み可否・参列者対応などの情報もできる限り集めてご紹介しました。

しかし、やはり神社によって細かく条件が異なるため、今回ご紹介した情報を参考に神社に問い合わせる必要は出てきます。

「白無垢に憧れるけど、何から決めたらいいか分からない…」
「予算を抑えつつ、荘厳な雰囲気で思い出に残る式をしたい」

そんな方こそ、ぜひ神社に問い合わせてみてください。